育休を取得しなかった話
どうも、Hirokingです。
今日は、育休の話。
男性の育児休暇取得について
様々なところで話題になっていますね。
僕も取得しようと考えた時期がありました。
その時の事を書こうと思います。
※ここでの「育休」は1か月以上の長期の休みを意味します。
※1~2週間程度のは僕の中で「育休」とは思っていません。ただの長期休暇です。
※僕自身も妻の産後2週間は仕事を休んでいます。
約5年前、二人目が産まれる前に、
育休の申請を、当時の上司に伝えました。
5年前は、男性の育休が少しずつ浸透してきている程度です。
当時、上司は55歳で、その年では珍しく、子供2人で共働きの家庭。
残業は毎日30分程度しかせず、非常に人望のある上司でした。
僕も本当に尊敬している上司でした。
また、今時の子育て事情などにも精通しているようでしたので、
育休はすんなりOKしてくれると思っていました。
実際に育休を取りたいと伝えると、意外な答えが返ってきました。
「本当に育休が必要か、しっかり考えてから取得するように」
当時、会社内で育休を取得した男性社員は過去5人程度と言われており、
(ちなみに国内の社員数が数万人の大企業です)非常にレアなケース。
なので、自分がパイオニアとして、取得したい気持ちが多くありました。
もちろん、妻の助けになりたいという思いのほうが強かったのは
言うまでもありませんが・・・
しかし、尊敬している上司にそんなことを言われたので、
「本当に育休が必要か?」を考えてみました。
上の子は保育園(時短)に行っています。
そうなると、育休を取得した場合、日中家にいるのは赤ちゃん+大人2人。
その頃の赤ちゃんって、ほとんど寝てるよね?
その間、大人2人何するの?これ、状況的にはどうなの??
長女の時も、妻は暇で暇で早く俺が帰ってくるのを待っていたとか言っていたよな・・
二人とも中途半端に手持ち無沙汰になりそうじゃないかな?
そうなると、イライラしたり、喧嘩したりしそう…
これなら、仕事行って、しっかり毎日定時に帰ってきて、
夕方から育児や、家事をしていたほうが、いいんじゃない?
そこから、妻を休ませてあげるという考えもありじゃない?
結局「大人2人が1人の赤ちゃんの面倒を見る」ために
長期の育休を取得する意味が本当にあるのか?
結論を出し、育休は取得しませんでした。
(もちろん出産後2週間は休みました。)
育休の制度だけに焦点が行っていますが、
赤ちゃんの時に会社を長期休暇する制度よりも、
2歳、3歳、もしくは年少~小学校低学年くらいまでの間で、
男性も時短(or 残業無し)で家に少しでも早く帰れる制度のほうが
需要が大きいんじゃないかなと思いました。
一人一人環境は異なると思うので、
本当に必要な人は取得するといいと思います。
ただし、
「あなたの家庭で本当に育休が必要か?」
をよく考えてから取得することをお勧めします。
それでは